1 旅の目的
3月中旬、まだ行く先々に雪が残る北陸路(石川・富山)を旅しました。これから全国各地を訪れるのに備え、「六十代での車中泊連泊は可能か」「一日の訪問地は何ヶ所ぐらいが適切か」などテストしておこうと考えたのです。
目標は「我が国の歴史や伝統、各地の地勢・人々の生活、町おこしの様子を、この目で知り尽くすこと」にあるので、旅というよりはフィールドワークに近い感じです。
2 訪問場所
まず、三十代の頃よりライフワークで続けてきた「重要伝統的建造物群保存地区(伝建地区)」を目指しました。既に近畿の全てと北陸東海・中四国の半分程度(43ヶ所)を終えているので、リタイアを機に一気に全国制覇に挑戦します。
加えて遠い所まで出向くので、もう一つのライフワークである各國一宮のご朱印を戴きます(これまで21社終了)。また可能な範囲で「日本100名城」にも立ち寄りたいと思っています。
【1日目】
〈伝建地区〉
加賀市加賀東谷(山村集落)・白山市白峰(養蚕集落)
南砺市菅沼(山村集落)・南砺市相倉(山村集落)
〈一宮〉白山比咩神社(加賀国一宮)
〈続日本100名城〉鳥越城(一向一揆歴史館)
白山市白峰 菅沼合掌造り 加賀国一宮白山比咩神社 加賀一向一揆鳥越城
【2日目】
〈伝建地区〉
高岡市山町筋(商家町)・高岡市金屋町(鋳物師町)・高岡市吉久(商家町)
〈一宮〉射水神社(越中国)
〈日本100名城〉高岡城
3 トライアルの結果
・道の駅での車中泊は便利で安心。SAはトラックのエンジン音が気になる。
・エンジンを停めても、シュラフがあれば(ロゴス製5℃まで対応〉快適に眠れた。
・やはり六十の身に連泊は厳しい。長期の場合はホテル泊を入れる必要がある。
・移動中「ああ!あれはこの町だったのか!」的な名所に出会うため、素通りできず立ち寄る場所が増え、意外に時間がかかる。