黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(重伝建と一宮そして100名城)

07 東北地方への旅③(新潟)

 東北ツアー2日目(4/19)の朝、名立谷浜SAで目覚めました。ショップに朝食を買いに行くと「上越市民のソウルフードサンドパン」とあったので、レトロなデザインの袋に惹かれ期待して買ったのですが、クリームを挟んだ普通のコッペパンでした(笑)

 名立谷浜SAから望む日本海    上越市民のソウルフードサンドパン    一宮周辺の桜並木

1 二つの一宮

 全国には、いくつかの国で一宮が二つという例があります。ここ越後国弥彦神社と居多神社の二つが一宮で、早朝の清々しい間に上越市の居多神社を訪れました。車中泊の良さに朝の行動が早くなる点があります。ホテル泊なら出発の荷物をまとめている頃に、もう最初の訪問場所に着いてしまい1日が長く感じます。

 神社周辺に「五智国分寺」という案内表示が多かったので、余り期待せずに立ち寄りましたが、立派な本堂と三重塔に驚きました。越後は国分寺の場所が不明らしく、上杉謙信による再興の寺とのことでした。

   越後一宮の一つ居多神社       五智国分寺・本堂       五智国分寺・三重塔

2 日本五大山城制覇
 私は山城のファンで、地元では観光ガイドをしている程なので、天主の聳える近世のお城以上に、中世の山城に魅力を感じています。尼子氏の月山富田城島根県安来市)・浅井氏の小谷城滋賀県長浜市)・六角氏の観音寺城滋賀県近江八幡市)は早くに登っていたので、五大山城制覇は数年来の夢でした。昨日七尾城を終えたので、いよいよ最後の上杉氏の居城・春日山城日本100名城)です。
 慶長3年(1598年)に景勝が百二十万石で会津に移封となるまで、上杉氏の居城だっただけに巨大城郭で圧倒されました。比高169mで苦労なく登城できます。国の史跡で神社が麓に広がっているので公園のように整備され、謙信公の銅像なども城を背景に良く映えていました。私見では五大山城では一押しです。

春日山神社から見上げた本丸・毘沙門堂  広々して眺望の良い本丸  上越の地を見下ろす上杉謙信公像

3 上越の町の魅力
 下山後高田城に向かいました。ここは平城で内堀外堀共に整備され三重櫓も復元されているので、城下町らしい雰囲気の味わえる良い町でした。立派な建築の上越市立歴史博物館に入館、この地域や城の概要を掴んでから城跡に入れ、とてもロケーションの良い城址公園になっていました。弥彦神社へ向かう際、本町通りを通って雁木通りの風情を味わった事も合わせ、上越の町は良い感じの街でした。

 徳川家康の子松平忠輝が築城   上越市立歴史博物館   高田の町本通りの雁木街

4 もう一つの一宮
 上越市から弥彦村まで100kmほどあるため移動に時間がかかって、ご朱印が頂ける時間に間に合わない可能性が出て慌てました。朝が早い分、午前中の予定はじっくり時間をかけてしまい午後にバタバタしてしまう、広域を移動しながらの時間配分は難しい。居多神社がこじんまりした一宮だったのに対し、弥彦神社は壮大な構えで圧倒されました。一宮らしい一宮で、越後地域の歴史の豊かさを実感しました。

 越後一宮・弥彦神社の一の鳥居    多くの参拝者と随心門・拝殿    壮麗な本殿の様子

 参拝後、一路新潟市内へ。途中、大鳥居とセブンイレブンの看板のコントラストが面白かったので撮影。それにしても新潟平野は広い、さすが日本の米処。やがて萬大橋近く本町通りのホテルに、無事到着しました。

     弥彦神社大鳥居      新潟市内ホテル前東堀交差点      カントリーホテル新潟