黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(重伝建と一宮そして100名城)

20 重伝建訪問は現在70ヶ所

1 重伝建との出会い
 重要伝統的建造物群保存地区の存在を知ったのは、今から35年前、仕事の一環で白川村の調査をした時に始まります。火災に弱い合掌造りを放水銃で守るなど、他の地域では見られない町並み保存の工夫や取組の背景に国の施策があり、それが随分長い名称(漢字13文字の熟語などまずない!)だったことが印象に残って、折に触れて他の地域も調べる様になったことが始まりでした。

杵築市の北台南台地区、(左)時代劇の撮影に使われる酢屋の坂(中)同じく武家屋敷の長屋門前(右)周辺地域もよく整備されている。訪れた頃は「なぜ伝建地区にならないのかな」と不思議だったが、その後指定に!

2 ライフワークに
 その後、妻籠や伊根の舟屋など、独特の景色を持つ地域が何れもこの保存地区だったことで次第に心を惹かれるようになり、すべての伝建地区を生涯をかけて回ろうと決心しました。その頃は記憶では50地域前後だったので、1年に2・3ヶ所ずつ回れば、退職する頃には丁度「制覇」出来るなと漠然と考えていました。

内子や脇町そして東祖谷、四国は印象に強く残る伝建地区が多い!

3 現在の到達点

 ところが指定地域は年と共に増えていて、既に100を越え簡単には終わらないと気づきました。そこで改めて文化庁の資料で整理し、現状を把握することに(別表)。令和3年時点で伝建地区は126ヶ所にもなっていて、私が訪問を終えているのは70ヶ所、まだゴールは遠いことが分かりました。ただ4月には手つかずだった東北地方を一気に制覇したので、今後シニアの時間的余裕を生かして集中的に訪問し、30代に始めたプロジェクトを完成させるつもりです。
 そしてどうするか、写真集を作るか論文にまとめるか、楽しみは広がります!