黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(重伝建と一宮そして100名城)

30 一宮との出会い

1 丹波一宮への参拝
 一宮に関心を持ったのは、3年前に学生時代の友人が関西に来てくれた際、一緒に丹波国一宮「出雲大神宮」(亀岡市)を訪れた事がきっかけでした。彼は出雲の出身で(「21 山城との出会い-月山富田城」の友人ではない)、自分の故郷出雲大社と同じ名前の神社に、以前からお参りしたいと思っていたようです。

一宮巡礼のきっかけとなった出雲大神宮徒然草236段で本殿前の獅子・狛犬が反対を向いている話の舞台です

2 御朱印帳との出会い
 参拝を終えると彼は社務所の方に向かい、御朱印帳を出して神社の方に記載を頼んでいます。当時の私は「ええっ、そんな事は年寄りのする事ではないのか!」と驚いたのですが、よく考えると自分も既に退職し立派な年寄りなので、「そうか、そういう事を始めても良い年なんだな!」と納得し、そこで朱印帳を購入し御朱印を戴きました。
 関西では晩年になると多くの人が「西国33所参り」を始めます。父や母も車で出かけたりバスツアーに参加したりして、戴いた御朱印を表装にして座敷に掛けていました。ただそちらは70代になっても出来そうですし、家内の退職を待って一緒に回るのが良いかなと思っていたので、60代の元気な間に伝建地区や100名城と合わせて、全国の一宮を巡るのは良い計画だなと考えました。

大和国・大神(おおみわ)神社と越後国弥彦神社、どちらも一宮の名の通り多くの参拝客で賑わっていました

3 全国の一宮へ
 こうして始めた全国の一宮巡礼ですが、その名の通り地域を代表する広大な境内や大きな本殿を持つ神社もあれば、意外ですが幼い頃遊んだ近所の神社に近いような身近な感じの神社もあります。もちろん遠路出かけるので巨大な鳥居や楼門に迎えてもらうと感動しますが、こぢんまりしていても凛とした神聖な雰囲気に変わりはありません。
 既に68ヶ国中半分以上37ヶ国の一宮を訪れましたが、その中で御朱印が印象的な神社を紹介してみます。コロナの流行で書き置きの札を渡される一宮もありますが、やはり手書きで頂けると霊験あらたかな感じがして嬉しく感じます。

陸奥国鹽竈神社、同じ境内に志波津神社があるため、珍しく御朱印は両開きでの記入でした