黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(重伝建と一宮そして100名城)

54 伝建地区-白馬・戸隠

1 車中泊とハンディ扇風機
 中央高速の屏風山PAで車中泊、5時前に目覚めました。相変わらず周りはトラックだらけですが、遠くに瑞浪の町並みと青空が見えとても清々しい朝です。エンジンONのまま朝までというのはNGにしているので、全国的に猛暑のこの季節、もう車中泊は無理かなと思っていました。それでも中央道を走るに連れ気温が下がり、寝る前は24℃でしたから、ハンディ扇風機で結構快適に眠れました。

平日移動で使える割引は深夜割引(3割引)、前日夜に出発するとお得感があります!

2 雪の残る山々と白馬青鬼
 松本市辺りから遠くの山々に雪が残っています。青木湖を過ぎた辺りではだんだん近くに見えるようになり、白馬村に入ると圧巻の光景でした。そこから更に山に入り青鬼地区を目指します。道中は舗装はされているものの細い林道、幅寄せや離合の苦手な人は躊躇する道で、対向車が来ないことを祈りながら無事白馬青鬼集落の駐車場に着きました。ここは20台近く停めれる広さがビジターに分かりやすく設置されていて、ありがたい感じです。
 この地区はなだらかな南斜面の傾斜地に沿って、同じ高さに15軒の家が列になり2段に並んでいました。鉄板で覆われた伝統的な茅葺き家屋が規則的に並ぶ様子は、印象的な農村風景を形成しています。遠くに棚田を見ながら集落内を一回りし、高地の爽やかな雰囲気を堪能出来ました。

ウィンタースポーツのメッカ白馬村、夏でも雪が残り列島を猛暑が襲う中、COOL感に癒されます。

3 山上の伝建地区戸隠
 ここ戸隠は青鬼地区より遥かに高地でした。ただアクセスは良く、バードラインなど快適なドライブですが、ただ一ヶ所驚きの場所がありました。戸隠道「七曲がり」です。その名の通り180度向きを変えるカーブが8回あり、屋根が付いていて(防雪用?!)路面も悪く道幅も狭い上に、地元の車なのか結構なスピードの対向車が多く、カーブではヒヤッとしました。帰宅後、Googlemapで確認しクチコミを見ていると、みんな相当難儀している様子が伺え、行く前に読んでいたらここは避けたと思います。
 戸隠神社は、宝光社も中社もお参りしましたが結構な参拝者の数で、関西の者にはなぜこんな山上にこれほどの人が来ているのか不思議でした。長野市観光情報センターのサイトを見ると「鎌倉時代には高野山比叡山と並ぶほどに栄えた霊場」とあったので、ようやく合点が行きました。ここは宿坊街としては初めての「伝統的建造物群保存地区」で、建物を中心にその周りに農家、商家等からなる門前町が拡がり、歴史ある信仰集落としての町並みを良く伝えていました。

急傾斜の石段270段、途中で休憩している人も多く見かけましたが、60代シニアの意地で登り切りました!