黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(伝建地区と一宮そして100名城)

60 燃料価格の地域差

1 信州の燃料価格
 松代城に向かう道中、燃料計の残量が減るのを気にしながら考えました。ガソリンスタンドを経営するには、土地・建物代や人件費がかかります。当然、それは都市部で高く地方では安くなるので、では信州では燃料が安いかというとそんな事はありません。人口が少ない地域では販売量が少ないので価格に転嫁されるでしょうし、何よりスタンドの数が少ないので競争原理が働きにくいと思われます。しかも製油所から遠くなれば、それだけ輸送コストがかかりますから価格に跳ね返ります。
 実際、私の住む関西に比べると「ええっ?」と思う程高値で販売されていて、スタンドに入るのを躊躇してしまう程でした。私の車は軽油ですが、スタンドの価格を見るとレギュラーガソリンの価格かと見間違うほどです。

【左2枚信州】軽油172円・168円  【右2枚地元】軽油137円・140円

2 真田氏の松代城
 真田家は、江戸時代初めに上田地域から移され、明治時代までの250年間、この地を治め松代藩十万石の城下町として栄えました。その居城であった松代城、元は海津城と呼ばれ、戦国時代に武田信玄上杉謙信の攻撃に備え築城したと言われ、千曲川のほとりという自然の地形を生かしています。平成16年に大規模な修復・復元工事が完了しました。

二ノ丸南門(2枚)、海津城の碑と北不明門、石垣、東不明門前橋

城下町の様子(松代藩文部学校)と旧横田家住宅