黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(伝建地区と一宮そして100名城)

62 訪問のルートに悩む

1 多くの伝建地区
 春に訪れた東北地方は、あの広いエリア全体(面積は九州のおよそ1.5倍)で9地区(一つの県に一ヶ所または二ヶ所、山形はゼロ)で、それを8日間かけての訪問でしたが、こちらは随分密集していて福岡県だけで5ヶ所あり(九州全体では22地区)、ハードスケジュールになりそうです。また現地では有名な場所かも知れませんが、関西人には馴染みのない地名ばかりで、八女市とかうきは市と聞いても、どの辺りなのかピンと来ません。訪問ルートが地図で描けずなかなか苦労しました。

2 Googleマップ頼み
 そこで訪問地をまず地図上に落としてみました。筑紫平野を中心に伝建地区が密集しているのが分かります。これをどのルートでどの順に何ヶ所回れば良いのか、何度もGoogleマップで試行錯誤しました。初日は関西からの長距離の移動で午後の遅い時間帯に着くとして、福岡市内の訪問場所(住吉神社筥崎宮福岡城)は終えられるので、2日目は朝から博多を出て一気に福岡の伝建地区を回る、と言う計画にしましたが、最後に一宮を持って来ると御朱印の頂ける時間に間に合わないことも考えられるので、先に回るように考えると何だか変テコなルートになりました。

3 筑紫平野筑後平野
 九州最大の平野筑紫平野、福岡県では筑後平野と呼ぶようです。高校の時の合唱コンクールで、組曲筑後川」の『河口』(混声4部)という曲を歌って優勝しました。曲のラストに「筑後平野の100万の生活の幸を」と言う詩が出て来るのですが、そんな光景を頭に描きながら計画したので、筑後川を越えた時は感慨深いものがありましたが、久留米付近では大河という感じではありませんでした。