黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(伝建地区と一宮そして100名城)

64 私が伝建地区を巡る訳

1 伝建地区を巡る訳
 少し立ち止まって考えてみました。今の所こんな感じでしょうか。
①人との出会いの場合、相手の興味や関心・嗜好や趣味に触れる中で、やがてその人の見方考え方の背景にある来歴や人となりを感じ、自分の人生観や世界観が豊かになって行くように思います。
②町の場合も同じです。町並の姿から背景を調べ、歴史的な経緯を知る中で人々の営みが見え、その場所がその様になったストーリーを感じて、感銘を受けます。
③それ以上に、歴史に育まれた町並は絵画のように美しいので、充実した時間を過ごせます。(筑後吉井のように、電柱の地中化の進んだ町は特にそんな感じです!)
④しかも、ただ古いだけでなく人々が見守り修復を加え、古典を現代に甦らせている姿に感動を覚え、心も豊かになるような気がしています。

2 朝倉市秋月地区
 城下町らしい風情が良く残っている町です。杉の馬場は、桜並木として知られ、春には美しい桜のトンネルとなるため、県内各地からの観光客で賑わいます。

3 うきは市田篭(たごもり)地区
 平川家住宅は、18世紀後期に建てられた農家で、民家としては珍しい国指定重要文化財。古民家注連原(しめばる)は、築150年の古民家を再生した宿泊施設兼文化財