黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(伝建地区と一宮そして100名城)

91 祇園新橋の持つ風情

 1 古都の風情漂う新橋
 伝建地区の中には若い頃(フィルムカメラの時代)に訪れ、画像が残っていない地区がたくさんあり、ここ祇園新橋も改めて撮影に来たいと以前より考えていた場所です。
 さすがに京都を代表する茶屋町として、大変洗練された景観をみせていました。

2 古都で食するラーメン
 巽橋を渡った所の路地にある「麺処むらじ」で、ランチを取ることにしました。この辺りは時代劇のロケ地として有名で、最も京都らしい風情が残るので、着物姿の女性観光客もたくさん見かけました。
 店の外観は京都っぽい感じで素敵でした。暖簾をくぐり町家らしい階段を2階へ上がると、割烹のような高級な雰囲気でもあり、かつカフェのようなシンプルな雰囲気でもあり、落ち着いた印象です。注文したのは鶏白ラーメン、あっさりしているけどコクもある美味しいものでした。素揚げした牛蒡がのっていて、味も見た目もいい感じでした。


3 電柱の地中化を
 さすが京都という町並でしたが、何と電柱の地中化がまだでした。町並の和の雰囲気を画角に納めようとするのですが、縦棒や横線が邪魔をし、どことなく落ち着かない画像になってしまいます。ちむどんどん的に言うと「まさかやぁー!」で驚きました。無電柱で祇園の花街らしい雰囲気がより引き立つようになった頃、再び訪れたいと思いながらシャッターを押しました。