1 涼をもたらす神社の森
京都市まで出向いたついでに、世界遺産の上賀茂神社・下鴨神社にお参りして来ました。猛暑の中ですが神社は樹木が鬱蒼としているので、中心部よりはいくらか涼しい感じです。二社とも平安京遷都後に造営されたものと思っていましたが、それ以前からこの地で崇敬を集めていたようです。
正式な社名は、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)・賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)で、京都三大祭りの葵祭は両社の例祭です。庶民の祭りである祇園祭に対して葵祭は貴族の祭で、日本の祭の中で数少ない王朝風俗の伝統が残されています。
上賀茂神社一の鳥居から二の鳥居を望む。下の中門・楼門は共に国重要文化財、国宝の本殿・権殿は撮影禁止
2 カップルや親子連れ
暑い夏の昼下がりでしたが、多くの人が参拝に来ていました。最近はどこの神社に行っても感じることですが、カップルや家族連れなど若い人達が多く、ここも例外ではありませんでした。鳥居で礼をする参拝者も増え、時代は随分変わったなと感じます。
親子連れにもたくさん出会いました。小さな子達が参拝後に「ありがとうございました!」と言っているのが可愛くて、思わず「ぼく良い子やなぁ!」と呟いていました。
森の中に立派な姿を現す下鴨神社の楼門(国重要文化財)、下の画像は西本殿と糺の森の参道を歩く人々
賀茂別雷神社(上賀茂神社)・賀茂御祖神社(下鴨神社)の御朱印。以前にお参りした際にいただいてました!
p.s. 京都三大祭りの祇園祭と時代祭には来ていますが、残念ながら葵祭はないので、来年こそはと心に秘めています!(画像は京都観光ナビ・web版月刊「茶の間」より)