黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(伝建地区と一宮そして100名城)

108 晩秋の便り

1 さつまいも収穫その後
 今年から始めた私の「横着農業」、夏は植え付けが終わればほぼ手入れがいらないさつまいもで良かったのですが(「49 私の畑作り」「89 私の畑作りその後」「105 芸術の秋 食欲の秋」)、収穫後の畑はどうするかいろいろと悩んでいました。

 かぶや大根を植えて漬物にすれば保存ができ、子ども達や知人に配りやすいなと考えてみたのですが、さつまいもを収穫できた10月中旬は既に植え付けの時期を過ぎていたので断念。そして今月に入って、ホームセンターの野菜苗のコーナーを見ていると、玉ねぎの苗がたくさん並んでいたので「これだ!」と思って買い求めました。調理方法が多く保存も可能なのでぴったりで、世話もそんなに大変ではなさそうです。
 子どもの頃は祖母の畑作りをよく手伝っていましたが、自分で作るとなると何もかもが新鮮で、冬にも作物が育つことがとても不思議でした。そんな事を思いながら、耕耘機で固くなっていた土を耕し、マルチを被せて玉ねぎ苗を植え付けると、何か充実感が湧いてきます。シニアが農業に惹かれる理由が分かります。
 さて来年のGW明け、どんな風になっているでしょうか!

2 晩秋の散歩コース
 私の散歩コースはいつも決まっていて、まず通勤通学の人の流れに乗って最寄りの駅に向かい、そこから小川に沿って大きな河川に出、その堤防をずっと歩いて自宅に戻る約3kmのコースです。堤防は遊歩道になっていて桜や松が植えられ、たくさんの人が歩いています。
 その河原側にたくさんのススキが群生していて、晩秋の趣を際立たせてくれます。毎日通る場所なのに、何度もスマホで撮っています。その都度「一眼レフを持って来れば良かった!」と思うのですが、重いカメラと共にする散歩は嫌なので(結構スタスタ歩く様にしている)仕方ありません。
 このススキの季節が終わると冬。そこで一句!「夕暮れに すすきの大波 秋が行く」