1 大分県北部の一宮・100名城
日田市は関西人には馴染みのない町ですが、日田林高の野球部が何度か甲子園に出ているので、地名は頭の隅に残っていました。別府と久留米のちょうど中間地点で、少し行きにくい場所ですが、今回は黒川温泉が九州最初の宿泊場所、道中なので訪れやすいルートです。
国道九四フェリー佐賀関港を起点に、日本100名城の府中城・豊後国一宮の柞原八幡宮(大分市)、豊前国一宮の宇佐神宮(宇佐市)を経由して大分自動車道を一路西へ向かいました。途中由布岳PAで休憩の際、冬の晴天下に見事に映える白く神々しい由布岳を目にし、とても清々しい気持ちになります。
【雪で覆われた由布岳の勇姿】
【大分市の中心にある府内城の宗門櫓・大手門・廊下橋】
【八幡社の総本宮豊前国一宮・宇佐神宮(①大鳥居・②南中楼門・③国宝上宮本殿)】
2 江戸期の建物を数多く残す商家町
伝建地区の日田市豆田町は、元は城下町でしたが幕府の直轄地となってからは、九州における政治・経済の中心地として発展して来ました。各通りによる整然とした町割が残っていて、様々な時代の建築が残り変化に富んだ町並を形成しています。
車は散策に一番便利な、上町通り中心部の「天領まちの駅」に停めました。ここはお店の駐車場で2時間500円ですが、2000円分の買い物をすると無料になるので、子ども達家族へのお土産を買いました。Googleマップのクチコミで「店員さんの態度・対応が良くない」と複数書かれていましたが、愛想はないものの特に嫌な感じはしませんでした。ただ店を出ると、家内と「あれで商売大丈夫なんやろか」と同じ事を口にしました(笑)
【東のメイン道・上町通り、意外にも市内には高層マンション】
【薫長酒造と豆田の辻公園横を流れる花月川】
【西のメイン道・御幸通りの伝建地区らしい町並】
【伝統的建造物群保存地区の中心・草野本家(国重要文化財)】
【往時の様子が分かる江戸時代の長屋と日田天領記念館】
【元は医院の建物を利用したまちづくり歴史交流館】