黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(伝建地区と一宮そして100名城)

133 魅力あふれる山形

1 山寺(立石寺)を歩く

 会津若松を出て米沢を経、山形に向かいます。2時間程で山寺(立石寺)、駐車場から見上げると、山寺のアイコンとも言うべき五大堂が望めます。周囲からは「あそこまで登るの?」「絶対無理!」など声が聞こえてきますが、普段登る山城に比べれば手軽な高さですし、登山道(しかも石積み) があるので安心です。
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」、芭蕉の句が実感できる岩の間を抜け開山堂にお参りして五大堂にたどり着きました。多くの旅番組やブラタモリで見て楽しみにしていた絶景ポイントでした。ただ外国人が多いのに驚きです。 インバウンドの波は東北地方の山中まで押し寄せていました(笑)

2 山形盆地から荘内平野
 午後、月山の麓を抜け庄内平野へと移動、酒田は翌日に回して、鶴岡の致道博物館・藤沢周平記念館を訪れました。彼の作中で描かれる海坂藩の城下町や領国の情景は、庄内藩と城下町鶴岡がモチーフになっていますので、町の雰囲気に歴史を感じます。

 そしてあつみ温泉へ、関西人には耳にしたことがない温泉でしたが、大型の立派な宿が並ぶ温泉街でした。

3 酒田から秋田へ
 翌朝、日本海沿いに北上すると道端に綺麗な建物、加茂水族館です。世界一のクラゲ水族館として有名で、クラネタリウムに圧倒されました。

 酒田では、ブラタモリの放送で惹かれた本間美術館・山居倉庫などを訪ねた後、ご当地ラーメンで昼食、お店の方に鶴甁の家族に乾杯が来たばかりだと聞かされ驚きでした(ゲスト八島智人が酒田ラーメンを食べたかったそう!)。