黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(伝建地区と一宮そして100名城)

131 再び北の大地を目指して

 半年ぶりにブログを更新したら、友人達の反響が意外に良かったので、投稿を再開することにしました。

1 みちのく三大桜
 4月中旬、家内が退職したらと約束していた「みちのく三大桜」の旅に、CX-5で出かけました。桜前線を追いかけて北陸自動車道を北上し、一週間かけて福嶋・山形・秋田・青森・岩手を巡ります。三大名所の角館武家屋敷弘前城公園・北上展勝地はもちろんですが、ゆっくり東北の春を満喫する予定でした。

2 北陸道を一路北へ
 自宅から弘前城まではおよそ1,000km、一気に向かうのは大変なので、途中高岡・会津若松・鶴岡・秋田で宿泊します。それぞれの土地の名所を訪ねながらのシニア旅、「平日観光できるって素晴らしい!」と家内が感動していました。
 スタートは砺波平野、散居村ミュージアム・散居村展望台を訪れた後、散村景観の真っ只中、屋敷林をそなえた大規模民家「入道家住宅」です。

3 チューリップの町
 この時期に北陸路を走るならチューリップの群生が見たいなと思い、砺波チューリップ広場に寄ることにしました。あいにくチューリップフェア開幕の前々日だったのですが、色とりどりの花とチューリップアイスに満足の訪問でした(笑)

4 見所多い高岡の町
 1月の能登半島地震の復興を支援するため、北陸の宿泊施設では旅行割が使えたので、ホテルニューオータニ高岡での宿泊です。町を満喫するため、高岡大仏を見て路面電車に乗りドラえもんの散歩道へ(中国人家族が撮影中でびっくり!)、その後、北前そば高田屋さんで食事をして富山の夜は暮れて行きました。

5 北陸の寺院神社
 北陸は昔から豊かで、放映中の大河でも紫式部親子が越前の国司として赴任しますが、現地に中国の商人達がいて驚きです。その後も、加賀百万石で北前船の主要ルートですから、凄い(経済力の高い)地域だったでしょう。そんな訳で、寺院も大きく、越中国の一宮など4つもあるのかも知れません(写真は高瀬神社と国重文の気多神社)。前田家が建立した瑞龍寺も北陸を代表する巨刹で、写真の山門・仏殿は江戸期を代表する禅宗建築として、国宝に指定されています。