黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(伝建地区と一宮そして100名城)

129 丹波七福神めぐり

1 新春「ご利益」ハイキング
 新年の恒例行事として、ふるさと亀岡ガイドの会主催の「第14回七福神めぐり」が三連休の最終日、約50名の参加で出雲地域をにぎやかに案内して来ました。昨年、親しくしていた先輩に誘われ加入したガイドの会ですが、これまで見えていなかった地元の魅力が分かる様になり、参加しているだけで勉強になります。加えて学生時代のサークルの様に仲間も増えますので、月に一度の「城下町歴史案内所(本町カフェ)」の当番も含めて良い感じです。

2 元愛宕神社のこと
 まだよく分からない中身も多いので、列の後ろで見守っている役割が多かったのですが、今日は全員どこかで一つ説明をする事になっていたので、愛宕神社(千歳町国分)を担当させてもらいました。ここは現在の山頂にある愛宕神社より歴史が古いので「元愛宕」と呼ばれていて、全国に約千ある愛宕神社の本宮だそうです。
 延喜式によると亀岡市丹波国桑田郡)には、愛宕神社を含め式内社(国家の保護を受けている神社)が19座あった事になっていますが、愛宕神社継体天皇の頃が起源で圧倒的に古く、本殿は国の重要文化財ですから非常に格式が高い社です。

3 桑田郡式内社
 こんな経緯で出会うことになった丹波国式内社、全国の一宮も回っているだけに強く興味を惹かれ、新年になりすべてお参りして来ました(これ迄に参拝している神社を除く)。あまり知られていない地味な神社は、街道から外れていたり山中にあったりして、逆にパワースポット感を強く感じました。新年より多くの神社をお参りした2024年はどんな年になるのか楽しみです。

※上の画像は丹波国桑田郡式内社のうち、現在は京都市京北町になっている山國神社(遠くからでもパワースポット感!)。下は丹波国一宮の出雲大神宮、正月も一週間明けたのに凄い参拝者でした!