黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(伝建地区と一宮そして100名城)

126 「ラスト4つ」の伝建地区訪問

 伝建地区126ヶ所中123番目の訪問地「宿根木地区」。佐渡は意外と本州から遠く(直江津港小木港:74km)、佐渡汽船のフェリーで2時間半掛かりました。ただ船内は人も車も満載で、想像以上に人気の島です。

 宿根木を代表する三角家周辺は特に人が多く、金山跡も若い人で賑わっていました。怖いアトラクション?!が苦手な私は、多分乗らないだろうと思っていた「たらい舟」ですが、家内の強引な誘いで結局乗らされました(笑)

 佐渡は海岸線が単調なイメージでしたが、訪れてみると意外と変化に富んでいました。少し調べるとジオパークだったので、当然と言えば当然で自分の認識不足。金山の「北沢浮遊選鉱場跡」「道遊の割戸」など見所の多い島でした。面積も沖縄本島の約3/4、随分大きい島だったんですね!

 帰路は、上信越道から長野道経由で安曇野に立ち寄り、以前から楽しみにしていた「大王わさび農場」を訪れて来ました。ここも若い人で溢れ、わさびアイスがよく売れていたのが印象に残ります。

 その後訪れたのは、日本のチロルと呼ばれる遠山郷「下栗の里」飯田市)です。何かの番組で見た森の合間から見えるその絶景に圧倒され、ずっと訪ねてみたいと場所でした。食堂に入って地元産手打ちそば・こんにゃく田楽をいただきながら、山の暮らしの話を聞かせてもらいましたが、丹波山地の奥深い村で生まれ育った私には、とても印象に残る旅の一コマとなりました。

インバウンドで人気の中山道妻籠宿」の画像も付け足しで!