黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(重伝建と一宮そして100名城)

08 東北地方への旅④(福島)

1 難所奥会津への訪問
 東北ツアー3日目(4/20)、新潟市を出て磐越道を東に向かいます。途中、生まれて初めて雪山(飯豊山)と桜のコラボに目を見張りました。そして関西を出発し、この地で遂に桜前線に追いついたことになります!
 雪が残る東北の山地は、到る所で道路が遮断していて、中越地方からのアクセスは難しい状況でした。そのため福島へ入り国道151号線を南下するコースのため、会津若松から在来道約200kmを往復するという難関の行程です。
 芦ノ牧温泉を通過し山あいに入っても車の通行量はそこそこあり、沿線人口は意外に多そうです。鉄道(会津鉄道)も併走していて、東武鉄道を経て浅草駅をつなぐ特急があり意外にも関東(日光)が近いようです。

  磐梯朝日国立公園飯豊山    奥会津への道中遠くに二岐山    南会津町糸沢の桜並木

2 南会津町前沢の魅力
 奥会津の中心南会津町は人口1.5万、役場近くの会津田島駅は駅舎も大きく、政治家渡部恒三を生み出した土地と分かり驚きました。その南の端に前沢地区があり、会津地方南部独特の農村集落で歴史的な景観をなしていました。
 川をはさんだ対岸に無料駐車場と受付があり、そこで村への入場料300円を支払います。伝統的な景観を守って行くには一定の財政基盤が必要なので、良い仕組みだなと感じました。集落とは橋で繋がっていて、山あいの集落が魅力的に見えます。受付の女性の勧めで対岸の山上の撮影スポットに登ると(雪で足場に少々苦労!)、村全体の景観をカメラに収めることが出来ました。

重伝建の前沢地区、中門造や直屋の混在する家並が周囲の自然に良く調和している。

3 そして念願の大内宿へ
 重伝建全地区訪問に挑戦しようと考えた三十代、最も訪ねてみたかったのが大内宿です。テレビで何度も目にした町並みでしたが、ついに念願叶い現地にやって来ました。
 大内宿は、妻籠や白川村などと並んで我が国を代表する観光地となっているので、平日にもかかわらず多くの人出で賑わっていて、他の重伝建とは違った趣でした。多くの建物が飲食店や物産店になっていて、活気があって嬉しい反面鄙びた感じはなく、少し複雑な気持ちでしたが、持続可能な場所となるためには経済的な基盤が必要で、歴史や文化財を守ることは大変なことだと改めて感じました。

観光客で賑わう重伝建の大内宿、この地方の宿場の典型的な形態をよく残している。

4 夕日に映える会津若松城
 遠路を再び会津若松まで戻り、鶴ヶ城に入場しました。ただ残念なことに前沢地区が遠かったため、天守に登れる時間が終わっていて諦めることに。会津若松は改めてゆっくり旅行したい町だなと感じたので、再訪できる機会を待つことにします。

破風の少ない層塔型の天守だが、姫路城に負けない美しさを誇る会津若松城、絵葉書の様な画像が撮れた。

5 喜多方ラーメンを味わう
 高速道路から見た磐梯山の姿が見事だったので、猪苗代湖の側から見てみたいと思い車で移動すると、ちょうど磐梯山SAから見事な山容が望めました。そして、今夜の車中泊場所の喜多方の道の駅につく頃には、日が暮れていることを考え、夕食を取ることに。食したのはもちろんかの有名な喜多方ラーメン、期待が大きすぎたのか味はまずまずと言った所の感想でした。

会津富士」とも呼ばれる秀麗な磐梯山磐越道SA・道の駅猪苗代にて)と喜多方ラーメン