黒柴りゅうの散歩道

日本各地の旅の記録(重伝建と一宮そして100名城)

24 閑話休題-オーディオのこと

 読書に続きオーディオの事です。価格ドットコムを見ると「ポータブルオーディオ」と「ホームオーディオ」に分かれていますが、昭和世代にとってのオーディオはあくまで「ホームオーディオ」です(SONYからウォークマンが出たのは1979年)。

1 昭和のメード・イン・ジャパン
 昭和の後半は「made in Japan」の電化製品が世界を席巻した時代で、特にオーディオは他国の追随を許さない状況でした。初めてヨーロッパに旅行した1986年、ロンドン・パリ・デュッセルドルフ到る所で日本のオーディオ製品を見かけ、誇らしい気分でいっぱいでした(古き良き時代「Japan as No.1」!)。
 スマホはもちろんパソコンもない時代なので、多くの若者はオーディオに熱中していました。私もその一人で、音楽は好きですがそれ以上に再生機器に夢中で、少ないお小遣いで月刊ステレオや週刊FMを買っていたのが懐かしい記憶です。

2 初めてのオーディオ(1970年代)
 当時はまだステレオと呼んでいた時代ですが、次第に一体型(セパレートステレオ)からコンポーネントスタイルに変化している時で、近くにオーディオを扱う電気店のない私は、カタログを郵送で取り寄せ飽きること無く見ていました。
 高一の夏、お年玉の貯金そして牛乳配達のバイト代を合わせ、何とか購入の目途が立ち、父に電気店街に連れて行ってもらいました。念願の装置は手に入ったもののレコードが買えず、たった2枚(Emerson, Lake & Palme「展覧会の絵」、カール・ベーム VPO「田園」)を繰り返し聞いていました(涙)。安価で(無料で)音楽が聴ける現代からは信じられない時代です(LPレコードは1枚2000円以上した!)

SONY PS-2300a、PIONEER SX-515、TRIO LS-300

3 働き始めグレードアップ(1980年代)
 昭和50年代半ば社会人としてスタート。給料をもらえる立場になり、ボーナスを貯めてグレードアップしました。10年近く使ってきた高校時代の装置は友人に譲って予算の足しにしましたが、まだCDプレーヤーは高嶺の花で買える時代ではありません。

PIONEER PL-30L、DENON PMA-750、Victor zero-5fine

4 5.1chホームシアター(2000年代)
 子育て期はオーディオと離れていましたが、今の家を建てた時にホームシアターを設置しました。新築に合わせたので配線はすべて壁に埋めることができ、すっきりした感じです。5.1chは凄い音で映画には合うのですが、音楽の再生(Pure Audio)には以前の機器が優れていました。

Panasonic TH-AE300、KIKUCHI 100、PIONEER VSX820、YST-SW320、YAMAHA NS-2HXほか

5 アナログ回帰(2020年代
 退職を記念して、40年ぶりに音楽のための装置(Pure Audio)をそろえることにしました。そんなに多い予算ではありませんが、二つのことを実現しています。
 ①アナログ復活という時代なので良いレコードプレーヤーにする。
 ②ネット配信の音楽を再生するためDAC付きプリメインアンプにする。
そして意外なことが分かりました。当然高音質が期待できる②を楽しみに購入したのですが、何と音質は①が上でした。多分、可聴帯域外も含めて録音されているので、それが伝わってくるのだと思います。40年前のアナログディスクが100枚程残っていたので聞き応え十分、良い買物でした。

Technics SL-1200GR、marantz PM7005、DALI OBERON3/DW

※下の3枚を除いて、画像はすべて「オーディオの足跡」。明日よりしばらく旅に出ますので、ブログの更新は数日お休みします!